休職に入った途端それまで朝起きて仕事に行っていたことが嘘のようにベッドの上から動けない日々が続きました。休職に入ってから症状が悪化したというわけではなく、それがそのときの私の心と体の正直な状態だったんだなと思います。つまり、私の心と体はとっくに限界を迎え、悲鳴をあげていたということです。

休職初期の過ごし方

休職してすぐは、まず休むことだけを考えましょう。初期の過ごし方のポイントとしては、

  1. とにかく休む
  2. 動けないときは無理をしない
  3. SNSやネットでネガティブな情報を見ない
  4. 大きな決断や変化は避ける
  5. 過去のことや将来のことは考え過ぎない

ということ。

動くことが難しいという人は無理をしないようにしましょう。ベッドから起き上がって活動できる場合も、とにかく休んで下さい。それまでせわしなく動いていた人にとってはこの「何もせず休む」というのがとても難しいですが、仕事を休むだけでなく、家事、勉強、外出も無理に行わないのが肝心です。

主治医

とにかく、ぼーっとして過ごしてください。

と、主治医にも言われました。

また、うつ病の急性期(症状が酷い時期)には重大な決断をしてはいけないと言われています。いろいろと不安や焦燥感を感じて、何かしなければという気持ちになりますが、実行に移してもたいていの場合あとで後悔します。

うつママ

重大な決断はしないほうがいいって分かっているつもりでも、やってしまうことがあるんだよね…私は、Wi-fiの契約を変更して失敗したな…

節約しようと思って別の会社に変えたときの話だね。節約になるどころか、解約金がかかって損したけど、大した金額じゃなかったしそのくらいで済んで良かったよ。

 

休んでいるとついつい、スマホでうつ病についていろいろと調べてしまいますが、ネガティブな情報はあまり見過ぎないように気を付けましょう。自分の状況と重ね合わせてしまい、余計に辛くなってしまいます。

参考にするだけなら…と思ってしまいますが、うつ病の症状が酷いときは自分が思っている以上に心をコントロールできないので注意が必要。

同じように、過去のことを悲観したり、将来を考えて絶望するのも避けたいところ。

うつママ

とはいっても、うつ病初期はどうしてもマイナスに考えてしまったり、自分を責めてしまうものだよね。

そんな風に考えてしまっても、「またこんな考えをしてしまった…」みたいに考えたこと自体を責めないようにするのが大事だよね。負の連鎖になっちゃうから。考えてしまったものは仕方がないと割り切ったほうがいいね。

 

休職中の会社との連絡は?

休職中に気になるのが、会社との連絡はどうするのか?というもの。仕事を休んでいるとはいえ、休職が長期にわたる場合、会社への連絡が必要になります。

どのように連絡するかは、会社によりけりなのでその方法に従いましょう。

  • メールでの連絡
  • 電話での連絡
  • どこかで会って話をする

などが主な方法。

うつママ

私の会社はメール連絡だったな。電話と直接会うはそもそも無理だったし、助かったよ。

私の場合は、週に1度その週の体調や通院の有無などを上司と人事あてに連絡するという方法をとっていました。企業によっては特別なことが無い限り連絡をしてこないところや、最初は1ヶ月単位での連絡でだんだんと頻度が増えるところなど、対応は様々です。

 

休職した途端にぷつりと切れた糸

休職した途端ベッドの上から動けない日々が続く

ベッドの上が居場所と言っていいほど、休職した途端に動けなくなってしまいました。

早朝覚醒で朝早くに目は覚めていても、体を起こすエネルギーがなくベッドから動けないのです。私がベッドから起き上がれないため、朝は主人が息子の保育園の準備をし、朝食を食べさせ、保育園に連れていくという生活でした。私がすることといったら、家を出る2人に「いってらっしゃい」と声をかけるくらい。

 

10時ころになってやっと何か口に入れないと…と思いベッドから這い出ます。軽い朝食(もはや朝食の時間ではないので、ヨーグルト程度)を食べ、またベッドに戻ります。13時くらいにまたベッドから起き上がり、豆腐と納豆ご飯を食べ、またベッドに戻ります。

うつママ

食事を作ることも、買いに行くこともできない上に、何を食べるかも決められないため、この時期は豆腐と納豆ご飯というメニューで固定化していました。

夜、主人と息子が家に帰ってきたら、一度ベッドから出て、主人が買ってきてくれたお弁当を食べ、食べ終わったらまたベッドに戻ります。お風呂から上がった息子を主人がベッドに連れてくるので、息子の寝かしつけをします。

この繰り返しなのですが、お風呂に入る気力もなく3日に一度シャワーを浴びるような生活でした(酷いと1週間入らない…)。

 

自分の体をきれいに保つ気力もないのですから、家のなかも汚れが積もっていきます。

 

何もできないが、何もしないでいるのは苦痛

本当に最低限のとしかできない状態で1日中ベッドにこもっているのですが、これはこれで苦痛です。「ベッドでごろごろしてるだけなら、楽じゃない?!」と思う方もいるかもしれませんが、うつ病の影響で寝ることもできない、読書もできない、テレビを観ることも苦痛、音楽を聴くことも苦痛、スマホも見たくないとなれば、ベッドの中でひたすら1日が過ぎゆくのを待つだけ。

ただただ横になって過ごすだけというのも本当に辛いものです。

 

寝たきり引きこもりの生活で増薬

ベッドから出るのもやっとな状態なので外出するというのはとてもハードルが高い行動です。家の中に食べるものがなくても、外出するくらいなら食べなくてもよいという状態でした。

 

日常生活でできていたこと(4/55)
  • 睡眠:☆☆☆
  • 食欲:★★☆☆☆
  • 外出:☆☆
  • 自分のこと:☆☆
  • 子どものこと:☆☆☆☆
  • 夫のこと:☆☆☆☆☆
  • 料理:☆☆☆☆☆
  • 洗濯:☆☆☆☆☆
  • 掃除:☆☆☆☆
  • 手続き系:☆☆☆☆
  • 仕事:☆☆☆

 

外出できないとはいえ、1週間に1回は通院で外出する必要があります。これもまた苦痛。通院の日は朝から「病院に行かなきゃ…」と思いながら、ベッドの中で固まっています。そして夕方ごろにやっと行く決心をし、何とかベッドから出るのですが、病院に着くまでが本当に気が遠くなるような道のりです。

うつママ

うつ病初期って動くのも大変な時期なんだけど、通院の頻度も多い時期。症状が安定したら1ヶ月おきとかになるんだけど、辛い時期こそ通院の回数が多いんだよね。

病院に行かないことには薬ももらえないしね。

私が通っていた病院は自転車で10分ほどなので家から遠いわけではないのですが、ベッドから出て、着替えをして、病院に向かうということが、本当に辛いのです。

家から病院までの道すがら何度もくじけそうになりながら、泣きそうになりながら自転車をこいでいました。

病院についたらついたで病院の階段すらも長く見える。上のほうは(かすみ)がかかっているような心境です。

うつママ

今も通院してるけど病院に行く辛さは全くなくなりました。病院は買い物のついでに通えるくらい近いですし、階段も苦痛に感じるほど長い階段ではありません。本当にうつ病とは厄介な病だなあと思います。

治療を開始して1ヶ月以上が経過し、副作用も落ち着いてきたことでこの頃に抗うつ薬が増えました。それまでは夕食後に1錠だったレクサプロが2錠に。今思えば、副作用の影響を考えて薬の量を医師が調整してくれていたのだと思いますが、このときの私は「薬が効いてないのかな…このままどんどん薬が増えて薬なしでは生活できなくなるのかな…」などと、とても悲観的に考えていました。

以下の記事で増薬、減薬の経過を振り返っています👇

 

体だけでなく頭や心も休めよう

休職というと、体を休めることに意識が向きがちですが、頭を休める(考えすぎない)、心を休める(自分を責めすぎない、焦らない)ということがとても大事。

うつ病の経過2015年2月中旬

寝込んでばかりの状態が続くと、辛くて辛くて自分を責めてしまいたくなります。なんでこうなったんだろう?と過去の出来事を後悔したり、このままずっと寝たきりなんじゃないか?と不安に感じたりしますが、うつ病の症状では寝込んで起きれないというのはある意味どん底です。グラフを見てもらうと分かるように、いつまでもどん底なのではなく、しっかりと休めば少しずつ浮上していきます。

今はしっかりと体と頭と心を休めましょう。

 

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