こんにちはSachiです。昔から何をするにも、周りにどう見えているかが気になって息苦しさを感じていました。その傾向はうつ病になってからより一層ひどくなったのですが、ある本との出会いでその悩みがスッと軽くなったんです。

うつ病になって初めて自分が「他人の目を気にしていた」と自覚した

これまでの人生、友達にも恵まれ、そこまで人間関係の悩みを抱えて生きてきたわけではありませんでした。でも、人が多い場所に行ったり、初めての人に会ったときにかなり疲れを感じていたんですよね。

 

それを私は「緊張しいだから」「人見知りだから」と思い込んでいたのですが、その根本的な原因が他人の目を気にしすぎていることだと気づいたんです。

 

よくよく思い返してみると、

  • 飲み会で一人でいるのが恥ずかしい
  • 仕事ができる人だと思われたい
  • しっかりしている人だと思われたい
  • 嫌われたくない

など、自分の気持ちよりも他人の目にどう映っているかばかりを気にしていたんです。このことに気づいたのはうつ病になったことがきっかけだったのですが、たぶん小学校の高学年になるころから、そんな風に周囲の目を気にしていたような気がします。

 

ただ、他人の目を気にしているということに気づいたところで、じゃあどうしたらいいんだ?

気になるものを、どう気にしないようにしたらいいんだ?と、かなり長い期間悩みました。

 

『他人の目』は亡霊のようなもの

かなり長いこと『他人の目』を気にして生きてきましたが、少しずつその悩みと向き合うことで、『他人の目』が亡霊のようなものだと気づきます。

コチラの記事👇で詳しく書いていますが、他人の目を気にするということは、基準が他人なのでいつまでも満たされることがありません

 

他人によく思われたいと思っても、結局のところ他人がどう思っているかというのはその人しか分からないこと。自分にはその人が好意的に映っていたとしても、本心ではものすごく嫌われている可能性があります。

 

そうやって相手の顔色を窺って行動したり、周囲の雰囲気に合わせたりしていると、だんだんと「自分」が失われていきます。失われていくというのは、ちょっと違いますね。「自分」はあるけれど、他の人に本当の自分を見せなくなってしまうんです。

 

これはものすごく疲れるものですし、自分ではコントロールできない「他人」というものが基準になるのでその悩みはどんどん深くなり、解決の糸口が見えなくなってしまいます。

 

他人の目を気にしすぎて偽りの自分になってしまう前に

他者の意思というのは自分ではコントロールすることのできない外側の世界です。相手が求めるであろう「あるべき私の姿」を実現しようとすると無理がでてくるのは当たり前ですね。

 

周囲の人に良く思われたい = その人が求める人間像になる必要がある

ということです。

これって、自分を偽ると必要があるといういうことですよね。本当は腹が立つけど相手によく思われたいから我慢する、笑いたくないけど皆が笑っているから笑う、やりたくないけどダメなやつだと思われたくないからやる。

これを続けていると本当の自分がどんどん隠れてしまうだけでなく、次第に自分自身のことを否定的に見る自分が出来上がります。だって、本当の自分はそうではないのですから。

 

自分の意思とは違うことをしているのだから、楽しさはありません。

自分の気質とは逆のことをしているのだから、なかなか理想(しかも自分のではなく他者の理想)どおりにいかず葛藤することにもなります。

 

あなたはこういったことに心当たりがありませんか?

これがあなたを生きづらくしている原因かもしれません。他人に見せるのが偽りの自分だらけになってしまう前に、他人の目を気にしない方法を見つけましょう

 

『反応しない練習』を読んで心がスッと軽くなった

他人の目を気にしすぎるのがいけないというのが分かったからといって、「じゃあ気にしなければいい」と簡単にいくものではないですよね。私も「気にしないように、気にしないように…」とかなり自分に言い聞かせてみましたが、何の効果もありませんでした。

そんなときに出会ったのが、草薙龍瞬/著の反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの調・合理的な「考え方」という本です。

 

この本ではブッダの考えにもとづいて現代社会が抱える心の悩みを消すための方法を指南しています。マインドフルネスという言葉は使われていないものの、内容としてはマインドフルネスの考え方や日常での実践方法が書かれています。

ブッダの教えというと難しく感じてしまいますが、非常にシンプルに解説されていて、あらゆる悩みを解決するためには反応しないこと」「妄想しないこと」「判断しないことが必要だということが、ブッダのことを知らない人でもスッと理解できるように書かれています。

 

悩みは「失くすもの」ではなく「ある」もの

私がこの本を読んで一番「なるほど」と思ったのが、「悩みというのは必ず発生するもの」だということ。

悩みがあると悩みをない状態にしようと努力するけど、そもそも悩みはあるものだし、まずはそれを認めることが大事なんだね。

悩みがあるという状態を認めたうえで、悩みの正体を知り対処していくのが大事だということです。

 

悩みの正体を知って「無駄な反応」を失くそう

ではその正体とは何か?というと、「心の反応」なんです。悩みの原因となっている人間関係とか、自分が置かれている環境ではなく、自分の心が反応しているから悩みが生まれるというんです。

 

例えば、以下のような状況を考えてみましょう。

  • 嫌な事があってイライラする
  • 思い通りの自分になれなくて悲観する
  • 他人の目を気にして不安に感じる

これらの下線部が現実のことですが、後半の太字部分はよく考えてみると自分がそれに対してどう感じたかなんです。

他人によっては同じことを経験したとしても、悩まずに終わる人もいますよね?だから、その出来事に対して自分がどう感じるかという「反応」が悩みの正体なんです。

 

だから「無駄な反応をしないこと」を身に着けることが悩みを解決する近道。ではどうやって無駄な反応をしないようにすればいいのか?や普段の生活で自分の心を見つめる具体的な方法がしっかり書かれているので、読んだその日から実践できる内容となっています。

 

順を追って、私たちが悩みを抱えるメカニズムに答え、その手段までしっかり言及しているので、読んでいくうちに

私って、こういうことに反応していたんだな。

ということに気づくことができます。

今まであらゆる出来事に対して反応していた自分が、いつのまにか、自分の心を判断や解釈なしに客観的に見つめて理解できるようになり、反応することなく「ある」と認めるようになっていることに驚きました。

 

そうなると、他人の目を気にしすぎて思い悩んでいたことがウソのように、心がスッと軽くなるんです。

まとめ

この『反応しない練習』は他人の目が気になって仕方ない、人間関係の悩みが絶えないという人にこそぜひ読んでほしい本。とても分かりやすくて、今すぐにでも実践できることが詰め込まれているので、本当におすすめです。

 

実際、私はこの本を読んでから無駄な事に反応(悲しんだり、気にしたり、怒ったり)することが減りました。

世の中では「他人を変えることはできないから自分が変わろう。」とよく言われますよね。そんなこと分かっているけど、じゃあ自分が我慢するしかないの?と理不尽さを感じている人も、「自分が反応しないこと」の合理性を知ればかなり気持ちが楽になるのではないでしょうか?

マインドフルネスの入門書としてもおすすめの良書です(*^-^*)

 

 

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