うつ病の治療を開始して2週間が経ったころ、相変わらず辛い症状のまま仕事に通っていましたが、やっと抗うつ薬の効果が出始めました。一般的に、抗うつ薬の効果は数週間ほど経ってからといわれているので、その通りということになります。

2週間目で抗うつ薬の副作用がなくなる

抗うつ薬を飲み始めて1週間前後は、抗うつ薬の副作用である吐き気に悩まされていましたが2週間が経過するころにはその症状がなくなりました。

そして、症状のうち食欲がない、ご飯をおいしいと感じないというものが無くなってきたのです。

うつママ

抗うつ薬の副作用で吐き気が酷かったから、その症状が無くなってご飯が美味しく感じたという可能性もありますが…

一番最初にそれを感じたのは、仕事のお昼休憩で入ったパスタ屋でナスのボロネーゼを食べた時です。うつ病の症状が酷くなってからというおもの何を食べてもおいしくなく、味も感じなくなっていたのですが、口にいれて噛み締めたとき

ナスが甘い…

と感じたのです。この時はとても嬉しかったです。もともと私はナスが苦手だったのですが、久しぶりに食べ物の味を感じて、とてもおいしいと思った記憶があります。

食欲以外の症状には悩まされながら仕事を続けている状態でしたが、食事がおいしく感じられる日があることで、それが治療の励みにもなり、いままで当たり前のように思っていたご飯をおいしく食べられる」ということが、本当に幸せなことだと実感しました

うつママ

うつ病になると人間の三大欲求すべてが満たされなくなります。そのうちの一つ「食欲」が戻るだけで、だいぶ満足度が変わるよね。

自分が好きな食べ物を食べても味がしないってのは想像できないけど、食べることが趣味みたいな僕からしたら地獄だな…

 

日常生活の状況は変化なし

1週間程度では劇的な変化もなく、依然として家のことはほとんどできていませんでした。

 

日常生活でできていたこと(16/55)
  • 睡眠:★★☆☆☆
  • 食欲:★★☆☆☆
  • 外出:
  • 自分のこと:
  • 子どものこと:☆☆☆☆
  • 夫のこと:☆☆☆☆☆
  • 料理:☆☆☆☆☆
  • 洗濯:☆☆☆☆
  • 掃除:☆☆☆☆
  • 手続き系:☆☆☆☆
  • 仕事:☆☆☆

 

うつママ

副作用が無くなったことで洗濯が少しできたんだよね。食欲が戻ってきたことで、自分でお惣菜やお弁当を選んで買って帰ることができる日もあったよ。

僕のことが☆ゼロだけど、これって日常生活だけでなく喧嘩もゼロだったよね。

うつママ

そもそも話が頭に入ってこないし、喧嘩をする気力がなかったからね。喧嘩ってエネルギーがいる行為だって初めて知ったよ。

最近喧嘩が増えたのも、喧嘩するエネルギーがあるって思えばいいことだね。

うつママ

超ポジティブだね。

 

 

上司の助言もあり休職に向けて準備が始まる

プロジェクトのリーダーから部長に話が行き、この時期に直接部長と今後について話をしました。私自身はプロジェクトも一番忙しい時期というのもあり、休職ではなく薬で治療しながら様子を見て仕事を続けようと思っているということを伝えました。

そうすると、部長から

部長

聞いた症状から判断すると早いうちに休んでしっかり治したほうがいい。体調が辛いのなら、手続きのことなどはこちらで調べてやっておくから。

と暖かい言葉をかけてもらいました。周囲の目を気にして、休職に踏み切れなかった私の背中を押してくれたのは、家族でも友人でもなく会社の部長。

うつママ

私って、ほんと周囲の人に恵まれてると思う。

本当だね。なかなかそういう言葉って出てこないよ。

ということで、この時期から休職に向けて少しずつ私の担当分の仕事の引継ぎが始まりました。

この時期には眩暈がひどく、朝のラッシュに耐えられなかったため、電車通勤はできなくなっていました。そのため時間は倍かかりますが、電車ではなくバスでの通勤に。

うつママ

この時期の記憶ってすごく曖昧なんだけど、足も体も泥のように重くて歩くのすら辛かったのは覚えてるよ。記憶の中の映像はどれもグルグルとした渦のようなイメージ。

 

 

3回目の通院の記録

上司の後押しもあり休職を決めた私は、そのことを医師に伝えました。薬は初診時から引き続き同じものを処方されています。

うつママ

うつ病の初期はどうしても医師の前に行くと涙が止まらなくなってしまう状態が続いていたんだよね。いろいろと張りつめたものが緩んでしまうんだろうな。

ギリギリのところで踏ん張ってたから、張りつめた糸(しかも切れそう)な状態だったってことだよ。だって、休職した途端、それまである程度動けてたのがウソのように寝たきりになったしね。

 

自分よりも周囲のほうがうつ病に理解があって助かった

うつ病だと分かってから、1か月後には休職することができなたは夫や上司のほうが私よりうつ病に対する理解があったおかげだと思っています。自分ではもう少し頑張れるかな?と休職を決断できずにいましたが、上司と話をすることで、自分が思っている以上に症状が深刻だということ、本当にうつの状態なんだということを認識してきました。

うつ病初期

うつ病になってから、症状が酷い時期はもっとありましたが、今思い返して思うのは重いからだを引きずって仕事に行っていた時期が一番辛かったということです。

泥のように重い体を引きずるように身支度をし、駅まで自転車で行く。それすらも途方もないことに感じるのに、その先1時間かけて通勤するということは、とても辛かったです。自分がどの電車に乗っているのかも分からなくなり、反対方向の電車に乗っていることもありました。

うつママ

人混みでの眩暈もあったけど、そういった乗り間違いを防ぐためにもバス通勤にしたんだよね。

今まさに、うつ病と診断されているけれど、もう少し頑張れると自分に言い聞かせている人は1週間でもいいのでお休みしてみてください。仕事をしていると、多少の無理は当たり前になってしまいますが、うつ病なのに吐きそうになりながら、眩暈を我慢しながら、頭痛を我慢しながら、そうやって通勤するのは自宅で寝たきりになるよりも心へのダメージは大きいものです。

それを続けていると、電車=辛い、仕事=辛いというイメージが脳に刻み込まれてしまいます。だからこそ、辛いときは休みことも必要だということを声を大にして言いたいです。

 

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