初診から2ヶ月(休職に入って1ヶ月)経っても、相変わらずベッドの上で過ごす日々が続いていたため、当初『1ヶ月の休職が必要』という診断書でしたが、さらに2ヶ月の延長という診断書がでました。そうなると気になってくるのがお金の問題です。

休職中のお金はどうする?

休職中は基本的にお給料が出ません。その代わり、傷病手当金というものがあるのですが、それでも働いているときと同じ金額は入ってこないので、どこかで削って生活していかなければいけません。

そのころの家計状況についてはこちら👇に詳しく書いています。

 

復職を目指していたこともありますが、休むことに専念するため、子どもは休職前と同様保育園に預けていました。そのため保育料が毎月かかります。この保育料が月に7万円と高額。他にも共働きだからと、かなりゆるい家計管理をしていたため収入が減るといろいろと考えなければいけないことがたくさんでてきます

うつママ

頭が働かないけれど、放っておいたらお金は出ていくばかりだし、一番つらい時期に一番頭を使った気がするよ。

そういうことに気が回らず、面目ない…

うつママ

そもそも、食事のことや子どものことは任せっきりになってたし、さすがにお金のことまでとなるとパパもキャパオーバーだったんじゃない?

それもそうだね…ほんと、辛いけれどやらなければいけないことって意外と多いんだよな。こういうのって、普段からちゃんとリスク管理してないと、いざってときに困るね。

 

医師に自立支援医療を勧められるが手続きできず

休職中でなるべく出ていくお金を減らしたいという場合に有効なのが『自立支援医療』の制度です。これは通常、医療費負担3割のところが、1割になるというもの。

休職に入ってすぐに

主治医

お金のことが不安なら、自立支援医療を使うといいですよ。申請するときは診断書を書くので言ってください。

と勧められました。

でも、実際のところそんな手続きする余裕もなく、主人も仕事、家事、子どものことでそこまでは手が回りません。

うつママ

働けないほど症状が酷い人のための制度のはずなのに役所までいかないと適用してもらえないの何とかならないもんかね。

ほんとだね。復職してからも体調悪い日以外に休みなんて取る余裕なかったし、そのあとまた寝込む生活になったからね。

うつママ

手続きに行ける体調じゃなかったってものあるけど、手続きしなかったのは自分で調べたときに年収500~600万円だと対象外だっていう記述を見て諦めたんだよね。

え?そうなの?

うつママ

そのあと症状がよくなってから調べたら、重度かつ継続の症状であれば年収は関係ないんだって。っていうか、だから主治医も勧めてくれたんだよね、きっと。

確かにうつ病の症状が酷いときに、役所のHPはわかりにくいよね…

結局、自分で調べて手続きに行けるくらい回復したころには、薬も通院回数も減っていたので自立支援医療制度は利用していません。本当に日本のこういう制度って融通がきかないなと思うんですよね…

症状が酷いけれど頑張って役所に行き、自立支援医療の手続きをしている人は多くいるはずですが、本当に大変ですよね。

でも、ある程度外に出れそうな人であれば、3割負担と1割負担は全然金額が違うので、タクシー使ってでも手続きしに行ったほうがいいです。

こちらのHPが役所の説明より読みやすくておすすめ👇

自立支援医療制度の診断書・申請手続きを精神科医・PSWが解説 | こころみクリニック

 

お金が十分にあれば・・・といううつ病の悩み

うつ病には十分な休息が必要です。でも、休息するということは収入がなくなるということです。傷病手当の支給はありますが、実際に入金されるのは休職してから約2か月後でした。しかも給料の3分の2なので、休職するまでと全く同じ生活というのは難しくなります。

休職しているからといって、家賃は安くならないですし、むしろ家にずっといるから暖房や冷房で電気代が増えたりします。

うつママ

いろいろできないことが多いからこそ、デリバリーや総菜に頼ったり、病院まで歩けないからタクシーに乗ったりといつもよりコストがかかるんだよね。

収入がゼロにならないだけありがたいけど、給料があるときの収入で生活するのに慣れちゃっているから、急に生活変えるのは元気な人でも結構大変だよ。

うつママ

きっとお金が十分にあって、お金が無くなる不安、復職できなかったらどうするのかという不安もなく、家事や育児もお金で解決できて、休む時間を十分に確保できれば、短期間でも治る人っていると思うんだよね。

十分に休みたいのに、不安材料があったら考えちゃうよね。特にお金の問題は切実だよ。

十分に休む必要があるのに、ずっと休んでいるとお金ばかりがどんどん無くなる→ある程度無理をする→休職期間が満期となり復職するか退職するかを迫られる→無理やり復帰→再発みたいなループに陥る人は多いはず。

実際、私も休職期間が満期になり復職しましたが、結局うつの症状が酷くなってしまい、退職せざるを得なくなってしまいました。

 

無駄な費用を省くには、「手続き」のハードルが待つ

ということで、動くのも辛い状況でしたがなるべくお金をかけないように少しずつ手続きなどを始めたのがこの時期。

それまで通勤のために利用していた駐輪所を解約したり、保育園に子供を預ける時間を減らしたりと、減らせるところを考えるまでも大変でしたが、何とかそこは頑張りました。たぶんそのせいで症状が改善しなかったような気もしますが…。

 

そして、そこから先がもっと大変。うつ病の頭では手続きをするというのが本当に難しい。特に保育園の時間変更は大幅に変更するため、保育園に事情を説明する必要もあってそれがものすごく大変でした。

うつママ

読書が無理なのだから書類を読むのも無理で、このまま手続きができないままではお金が無くなってしまう!という不安に押しつぶされそうになったよ。ほんと、手伝ってくれない夫に殺意を抱いたこともありました。

も、申し訳ない…でも僕も慣れない家事・育児でいっぱいいっぱいだったんだよ。

 

節約のために保育園に預ける時間の短縮が始まる

一番の問題は保育園に預ける時間を減らしたことでした。保育時間の中で可能な限り預ける時間を短くしたのですが、そうすると送りも迎えも私が行わなければいけない…自分のこともままならないのに、子どものことまで何とかできるのか?という不安でいっぱいでした。

でも、ある意味子どもの送り迎えがあったことで規則正しい生活が送れ、適度に外に出て体を動かすことができていたので、復職できるまで症状がよくなったのかもしれないと思っています

送り迎えと言いつつ、朝はかなり遅めに起きて、ゆっくり自分のペースで準備し、自分のタイミングで家を出ることができていたことも大きいといえます。そこには保育園側の理解が不可欠だったと思います。

普通なら保育園に提出している登園時間に間に合わない場合は電話で連絡するルールだったのですが、私がうつ病であることを理解し、そういったことは黙認してくれていました。

本当に、周囲の色々な人に支えられていたんだなあと思います。

なんて書くと、送り迎えができるくらいの状態だったように聞こえますが、実際は本当に辛すぎて発狂し、主人に泣きわめいて当たったこともありました。どうしても動けず、主人に半日休をとってもらったり、どうしても送り迎えが無理な日は保育園を休ませ、ほぼ1日テレビを見せて私はその横で休んでいるというような日も。

ニュースで子供の虐待やネグレクトの家庭を見るたび、実はうつ病が原因の家庭もあるんじゃないかな?なんて思ってしまいます。

 

手続きで無理をしてまたもや体調は最悪に

この時期はとにかくお金のことを何とかしなければと、無理やりベッドから起き上がって保育園にへの送迎を始めた時期なので、体調は最悪の状態に。睡眠導入剤のおかげで一時は少しは眠れるようになったのがウソのようにまた眠れなくなりました。

 

日常生活でできていたこと(3/55)
  • 睡眠:☆☆☆
  • 食欲:★★☆☆☆
  • 外出:☆☆
  • 自分のこと:☆☆
  • 子どものこと:☆☆☆☆
  • 夫のこと:☆☆☆☆☆
  • 料理:☆☆☆☆☆
  • 洗濯:☆☆☆☆☆
  • 掃除:☆☆☆☆
  • 手続き系:☆☆☆☆
  • 仕事:☆☆☆

 

うつママ

眠れないだけでなく、少し眠れても金縛りになって半分意識があるのに起き上がれない、声がだせない状態が頻発してかなりつらかった。

私の中では一度目のうつのどん底でした。

うつ病の経過2015年3月

休職して1ヶ月、よくなるどころかどんどん悪くなる症状に、不安で不安で仕方ありませんでした。休職できるのは6ヶ月。そのうち1ヶ月はただただ悪くなる一方。

ーー来月はもっと悪くなったら?このまま変化がなかったら?

そういうふうに思う人は多いはず。期限が決まっていると焦りが出てしまうのは仕方がないことです。しかし、グラフを見てもらって分かるように、この後少しずつ症状は回復に向かっていきます。

うつの真っただ中にいると、この先が深い穴になっているのか、それともなだらかな坂道になっているのか、それは全く分からないもの。だからこそ不安なんですよね。

ただ、このように少しずつ回復している人間もいるということを知っておいてください。うつ病は治らない病気ではありません

 

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