これまで2年半お世話になってきたレクサプロさんの量が減りました。担当医曰く、「とりあえず減らして様子みてみましょう」とのことなので実験的ではあるのですが、一つの節目なのでこれまでの薬歴を振り返ってみようと思います。

レクサプロが1日5mgになりました

レクサプロ5mgとは

レクサプロは一番小さいサイズでも10mgです。5mgの場合は10mgを半分に割って飲むことになります。処方箋には、「レクサプロ10mg 0.5錠」と書かれています。

薬を飲むときに自分で1錠を半分に割って飲んでもいいですし、薬局でお願いしたら半分に割ってくれました。ただ、薬局で割ってもらった錠剤は1回量ごとに透明な袋に入れられることになるので、通常よりもかなりかさ張ることに。

こんな感じです↓しかも割口もそんなに綺麗じゃないんです。

レクサプロ10mg 0.5錠

ということで、今回は薬局で割ってもらいましたが、かさ張るのが嫌なので次回からは自分で飲むときに割るようにしようかなと考えています。

 

減薬の離脱症状は?

レクサプロが2錠から1錠になったときは、かなりの離脱症状がありましたが、1錠から0.5錠になった今回はほとんど離脱症状もなく過ごしています。薬が減って2週間ほどですが、体調不良の気配もあまりないです。とはいえ、2週間程度では何とも言えないというのはこれまでの経験でよく分かっているので、一喜一憂せず自分の体調と向き合っていこうと思います。

減薬に踏み切ったポイント

前回の減薬から約半年。前回の減薬でかなりの離脱症状に見舞われたものの、日常的に家事をこなし、人付き合いもそこそこ平気な状態。積極的に外出はしませんが、映画に出かけたり、ダイエットに挑戦したり、大きな体調の波もなく過ごしていたので、私としては2ヶ月くらい前から「減薬してもいいんじゃないかな?」と感じていたんですよね。

でも、担当医曰く「そんなに焦る必要ないですよ」とのことだったので、それで納得していたのですが、先日、新幹線に乗って長距離移動&1週間の外泊をしてきたということを担当医に話したところ、「試しに薬を半分にしてみましょうかね」と言われたのが今回です。

 

薬の増減を振り返ってみる

うつ病と診断されて、抗うつ薬を飲み始めてから2年半が経ちました。抗うつ薬はずっとレクサプロですが、これまでにも減薬や増薬があったので、これを機にちょっと振り返ってみようと思います。

  1. 初回の処方
  2. 不調の改善が見られずレクサプロ増薬
  3. 仕事復帰後の経過もよく減薬(1回目)
  4. 不調が続き元の量に戻る
  5. 気分が安定せずあらたにエビリファイが追加
  6. 増薬後の体重増加が激しくエビリファイをやめる
  7. 気分がハイになることがあったため減薬(2回目)
  8. 毎日の家事継続・外泊が可能になったので減薬(3回目)

 

① 初回の処方

初回の処方は、以下の記事にも書いてますが、

  1. 抗うつ薬:レクサプロ錠10mg 夕食後1錠
  2. 睡眠薬:マイスリー錠5mg 就寝前に1錠
  3. 胃腸薬:ガスターD錠10mg 夕食後1錠

の3種類。始めてのお薬ということで胃腸薬も一緒に処方されています。

 

② 3ヶ月目にレクサプロが増える

当初1日に1錠飲んでいたレクサプロ。2ヶ月ほど飲み続け、副作用も安定してきたので薬を増やすことに。これは、症状が悪くなったからというのではなく、抗うつ薬は少しずつ増やす必要があるようです。

私の場合はレクサプロ10mgを1日1錠から始め、レクサプロ10mgを1日2錠に増やしたことになります。

このレクサプロ10mg×2(つまり20mg)というのはレクサプロの処方最大量うつ病を治療するときは、まず1つの薬(単剤)を最大量まで増やして効果を見るという方法をとる医師が多いようですね。

 

③ 仕事復帰後レクサプロが減る

レクサプロの最大量である20mgで服薬を続け、復職も果たした私。復職から半年ほどが経ち、仕事に通えていること、気分の落ち込みの波が少なくなっていることから、レクサプロが1日1錠(10mg)に減りました。

これが1回目の減薬ということになるのですが、このときは離脱症状というよりも、気分の落ち込みが激しくなり、朝も起きれない状態に…会社も休みがちになってしまったのです。

ちょうど冬真っ只中で、日照時間が少ないことや、仕事の負荷が増えたことなども影響していたと思います。1回目の減薬はタイミングが悪かったといえますね。

 

④ 減薬に失敗しレクサプロの量を戻す

1回目の減薬は体調の悪化が著しく、2ヶ月ほどで元の1日2錠(20mg)にレクサプロの量を戻したのです。

 

⑤ レクサプロだけでは回復せずエビリファイが追加

レクサプロの量を元の1日2錠(20mg)に戻しても体調が回復する兆しがなく、家から出られないという日が増えていきました。復職していたので、このままでは有給も使い果たしてしまう…職場の人に迷惑をかけてしまう…という状況だったため、さらに薬を追加することになります。

先ほども言った通り、レクサプロは20mgが処方の最大量です。これ以上は増やすことはできないので、エビリファイ錠3mgを追加することになったのです。

エビリファイの詳細はこちら↓

脳内の神経伝達物質であるドパミンなどの受容体に作用し、幻覚・妄想などの症状を抑え、不安定な精神状態を安定させるとともに、やる気がしない、何も興味が持てないといったような状態を改善させます。また、抑えることのできない感情の高まりや行動などの症状を改善します。
通常、統合失調症の治療、双極性障害における躁症状の改善、うつ病・うつ状態の治療、小児期(原則として6歳以上18歳未満)の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性の治療に用いられます。

うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る):通常、成人は1回1錠(主成分として3mg)を1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、増量幅は1日1錠(3mg)とされ、1日服用量は5錠(15mg)を超えないこととします。

引用元:エビリファイ錠3mg-大塚製薬株式会社-効果効能・副作用辞典[薬検索] All About

最後の方にある通り、エビリファイはうつ病・うつ状態の治療で既存治療に十分な効果が得られないときに使われるお薬のようです。

 

⑥ 激太りしたためエビリファイをやめる

エビリファイを飲み始めてから、激しい落ち込みなどは減ったのですが、その分食欲も増えて激太りしてしまいました。薬自体に太る副作用があるわけでなく、食欲が自分でコントロールできない、運動量が少ないというのが大きな原因ですね。

 

こちらの記事で書いているように、レクサプロを飲み始めてから7kg増えてしまい、平常時の体重プラス4kgになっていたんですが、エビリファイを飲み始めてからは更に増えて平常時のプラス10kgくらいまでいってしまったんです。

これだけ増えると、それまで着ていた服も入らない、体が重い、鏡に映る自分を見ると落ち込む…ということがあり、担当医に相談しました。

かなり短期間での体重増加だったので、医師も「じゃあ、エビリファイはやめてみましょう」ということで、エビリファイは3ヶ月ほどで服用をやめました。

エビリファイをやめたことで体重が減るわけではありませんでしたが、幾分か食欲をコントロールしやすくなり、急激に太るという現象は止まったので、エビリファイは私に合ってなかったのかな?と思っています。

 

⑦ ハイになりやすくなったのでレクサプロを減らす

その後、レクサプロ2錠(20mg)が続き、8ヶ月ほどが経過したころ、家のこともできていて安定していたのですが、なんだか急にハイテンションになって、一気に買い物をしたり、色々なことを始めたいな~という衝動が出てきたのです。そのことを担当医に話すと、「じゃあ、ちょっとお薬減らしたほうがいいかもね」ということで、レクサプロが2錠(20mg)から1錠(10mg)に変更となったのです。

 

上の記事で書いているように、離脱症状に悩まされましたが、それ以降は大きな波もなく、むしろ1ヶ月のうちで起き上がれないほど調子の悪い日というのも無く過ごせるほどまでに快復していました。

 

⑧ 体調が安定しているので更にレクサプロを減らす

レクサプロが1錠になってから半年。体調が安定していることや、長距離の旅行が可能になったことをきっかけに、レクサプロを0.5錠(5mg)に変更。

これまでの経験上、やはり2~3ヶ月は様子を見ないとなんとも言えませんが、2週間経った今のところ特に不調もなく過ごせています。

 

回復してきたら薬に頼らない生活も意識してみよう

うつ病の初期で起き上がることも困難なときは無理をせずに、ゆっくりと休むことが必要です。家が汚いとか、お風呂に入ってなくて不潔だよな…とか、食事はしっかりしなきゃとか、そんなことを考える必要はないと思います。

ただ、ある程度症状が改善してきて少しずつ日常生活が送れるようになってきているのであれば、薬だけの治療以外にも目を向けてみましょう。

例えば、私の場合は体調が良い日は次のようなことも意識しています。

うつ病にヨガの太陽礼拝が効果抜群!半年継続して分かった続けるコツ

うつ病克服には食事内容も重要!でも作れない!そんなときの簡単レシピ集

寝る前のリラックスタイムで憂鬱な気分やイライラをリセット

 

つまり、薬だけでなく

  • 運動不足の解消
  • 栄養バランス
  • 睡眠の質を上げる工夫

なんかも大事なことなんです。

特に、長い療養では筋肉が衰えてしまうと、うつ病の症状とは別に、体を動かすのが億劫…常に体が重い…という状況になってしまうことがあります。私も、そんな感じになってしまい、掃除機を持つのも重くて辛いし、買い物に行っただけで疲れてしまう状態でした。

これって、最近よく耳にする「ロコモ(ロコモティブシンドローム)」の傾向が強いと思うんですよね。ロコモというのは食生活の乱れや運動不足が原因で起こる病気で、私のように、ちょっとした家事がつらいちょっとした段差でつまずきやすいという人は要注意です。うつ病だけでなく筋力の低下も疑ってみましょう。

 

軽い運動を継続したことで、最近はきつめの筋トレもできるようになり、うつ病になる前の体型とは程遠いですが、ダイエットの効果もでてきました。

 

薬を飲むのが悪ではない。飲んでて元気ならそれでOK

担当医にいつも言われていて耳タコなんですが、減薬は焦る必要がなく、薬を飲みながら元気に過ごせるならそれでいいのです。

私の場合は、うつ病の症状も安定していて、いろいろと将来に対する願望が出てきました。

  • 子どもがもう一人ほしい
  • 脱毛したい
  • ダイエットしておしゃれを楽しみたい

などなど、うつ病になったころは自分の見た目にすら興味を示さなかった私からは考えられません。ただ、脱毛や妊娠というのは、抗うつ薬の影響がでる可能性があるので、服薬中は避けたい行為です。

 

とはいえ、うつ病の症状が悪化してしまっては元も子もないので、優先順位としては「薬を飲みながらでも元気に過ごせること」が一番。薬以外にもうつ病改善のためのことは意識しつつ、結果として、断薬できたら嬉しいな。そしたら脱毛や妊娠も考えたいな。といった感じです。

 

減薬のタイミングは病状によるので人それぞれです。私の場合は最初からレクサプロが合っていたので、量の調整だけで来れましたが、最初に処方された薬が合わなかった人は別の薬を試す期間がある分、症状改善までの時間もかかるし、いつまでたっても薬が減らない…と感じてしまうかもしれません。

 

今回、少しふれましたが、抗うつ薬は増やすときも、減らすときも、様子をみながら少しずつ調整する必要があるお薬です。お薬と一生お付き合いしなければいけないという場合もありますので、減薬・断薬にこだわり過ぎず、今の日常生活を大事にしていきましょう。

 

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