こんにちはSachiです。うつ病と診断されてから3年半経ちました。うつ病になる前までは標準体型でしたが、気づけば以前着ていた服が入らないほど太ってしまいました。ピーク時の体重は17kg増…もう着る服もなくて、とりあえず通販でフリーサイズのゆったりワンピースを購入した切ない記憶があります。今回はわたしのうつ病になってからの体重遷移を見ながら、なぜうつ病なのに太ってしまうのか?どうやったら痩せられるのか?を見ていきたいと思います。

うつ病になる前の体重と比較してみる

さっそく、うつ病になる前となってから3年半の間にどれだけ体重が変化したか見てみましょう。下のグラフは私の体調の波を記録したものです。その波の横に体重増減を数値で記してみました。

うつ病になってからの体重増減

うつ病と診断される前の体重を基準(±0)とすると、うつ病になって2年が経ったころに、人生史上見たことのない+17kg増という大台にのっています。産後でさえ+6kgだったというのに…。

この17kgというのは、服のサイズで言うと

Sサイズ(7号~9号) ▶ Lサイズ(11号~13号)

という大変な違いがあります。

本当に着る服がなくて困ったよ…だから余計に家の中から出なくなって引きこもっていたな…それも体重増加の一因だよね。

どれだけの違いがあるかというと…

黒いスカートはうつ病と診断される前に仕事で履いていたスカートです。その下にあるのは、17kgの大台に乗ったころに新調したデニム…これだを見ると体形が驚くほど変わっているのが分かりますよね。ちなみに、今となってはこのスカートを履こうとしても太ももより上には上がりません💦

 

うつ病は太らないという誤解がつらい

太ったことで鏡を見るたびに落ち込むことが増えましたが、それよりも辛いのが「うつ病って痩せるんでしょ?」「太るってことはうつ病じゃないんじゃい?」という意見があることです。

確かにうつ病の症状が酷い急性期は食欲が無くなって体重が減ります。わたしもその時期は3~4kgほど減りました。でも、うつ病の治療を始めて抗うつ薬の効き目がでれば食欲が復活するんです

つまり、ご飯が食べられるようになれば「痩せる」という症状はストップします。

逆に、治療をしているのに痩せ続けるというのであれば、それは症状が改善していない証拠。「うつ病」と診断されたらずっとうつ病らしくいなければいけないのでしょうか?そんなことないですよね。

薬で食欲が無い状態を改善させれば、「痩せてしまう」といううつ病らしさはなくなるのが当然です。というか、うつ病らしさを減らすために治療しているんです

 

ダイエットで大事なのは、

  1. 1日の摂取カロリーを適正に保つこと
  2. 栄養バランスの取れた食事
  3. 適度な運動

です。

これ、うつ病で症状が酷いとどれも維持できません。うつ病の治療は、薬の副作用に限らず太る要素が満載なんです。

  1. 抗うつ薬で食欲が増してカロリーオーバー
  2. 思うように体が動かず栄養バランスの偏った食事になりがち
  3. ゆっくりと休養することでカロリー消費が減る

うつ病を経験した人は想像しやすいと思いますが、自分の身支度すらできないような時期は食事も適当になりがち。お弁当に頼ったり、そもそも食べたいものが思いつかなくて適当に菓子パンをむさぼったり…栄養バランスなんて気にしようという気さえおきません。動く気力さえなければ、座っているどころか寝転んで過ごす日が多くなります。

 

これは太ってあたりまえ。「うつ病になったからこんなことになってしまった…」「こんなに太ってしまって、自分が嫌になる…」と自分を責めてしまう人は、少し考え方を変えてみましょう。

うつ病を治すために頑張っているから、太ったんです。それはしっかり食べて、しっかり休んでいる証。

あなたの目標は、うつ病のまま痩せ細った体を維持することですか?それとも、うつ病の症状を少しでも良くして生活しやすくすることですか?ダイエットはうつ病の症状が良くなってからでもできることなので、今は治療に専念する時期だと考えましょう。

 

「ダイエットしたい」はうつ病改善のしるし

さて、私がものすごく悩んだのが2017年前後。+17kgになったあたりですね。この時期は本当に顔はパンパンだし、お腹のお肉もボンレスハムのようにタプタプで「ダイエットしたい!」という焦りがすごかったです。

うつ病になってからの体重増減

この「ダイエットをしたい」という気持ちは、自分の体形を気にする余裕が生まれた」という点からも、だいぶうつ病の症状が改善している証拠。だって、寝込むほどつらい時期って体形のことなんて全く気にする余裕がないですから。というかそういう意識すらありません。

 

ただ、この時期の辛さは気持ちに行動が伴わないということです。どれだけ「痩せたい」と強く思っても外出ができるほど回復していなかったり、毎日運動するほどの気力がまだないというのがこの時期。

だから、痩せたいのに痩せられないという葛藤が生まれやすい時期とも言えます。

 

うつ病で太った体を戻すのは時間がかかる

わたしは昔から年に2回くらいは2~3kg太ってはダイエットするという時期がありました(帰省時や多忙時はすぐに体重が増えるため)。だからダイエットすれば痩せられるという経験則はあったものの、うつ病で太った体は一筋縄ではいきませんでした。

 

食事にも気を付けているのに、なんで痩せないんだろう?

とかなり悩んでいたんです。

その原因の一つが「基礎代謝の低下」です。人間は、運動しなくても普通に生活しているだけでカロリーを消費します。それが基礎代謝なのですが、これは年齢とともに減るもの。そして筋肉が減ることでも減ります。

 

自宅でゆっくり休みながら治療するうつ病では、治療過程で筋力が低下する人が多くいます。私もその一人で、筋力が低下したことで体力がかなりなくなりました。うつ病になる前よりも基礎代謝が低下しているのは明らかで、以前と同じ方法(食べる量や運動量)では痩せないということになります

 

具体的に数値にすると、かなり実感できるので見てみましょう👇

  1. 食事や間食による摂取が+1,800kcal
  2. 基礎代謝による消費で-1,300kcal
  3. 運動(家事など)消費で-350kcal

だとします。

この生活を続けると摂取カロリーのほうが多くて+150kcal。脂肪1kgは7,200kcalと言われるので、この生活を毎日続けると、48日間で1kg増えることになります。

この150kcal分を運動で消費したり、食事で抑えてプラマイゼロにすれば体重維持。さらにもう少し頑張って-150kcalにすれば48日ほどで1kg減量できる計算になります

 

何となく食事を減らした、何となく運動したというだけだと、カロリーがプラスになっている可能性があるということなんだね?!

ということで、うつ病で低下した基礎代謝を踏まえてダイエットするならば

  1. 筋肉を鍛える
  2. 基礎代謝・消費カロリー・摂取カロリーの収支を把握する

という2つのポイントが大事です。

いつもより少なめに食べている、いつもより少し運動したというだけでは、痩せるためのカロリー収支になっていない可能性があるので、「ダイエットしているのに、いつまでも痩せない…」という悪循環に陥ってしまいます

そんなに細かく自分で調べて、計算するのなんて無理だよ…

という人におすすめなのが、「あすけん」。一部の機能を除けば無料で使えるサービスです。今の体重や目標体重を入れると、食事を何kcalに抑えればいいのか、どのくらい運動で消費したらいいのかを自動で計算してくれますし、食べたものを入力するだけでカロリーと栄養バランスのチェックができます。

 

ダイエットの知識が無くて自分で管理する自信がない…という人は月額料金が発生しますが、FiNCというサービスがおすすめ。プロの栄養士や医師、トレーナーさんに無料で相談し放題。しかも、チャットだから人に会うのが苦手という人も使いやすいサービスです。

アプリと自動連携する体組成計がレンタルできます。自分で体重を測って記録するのが続かない…という人でも体組成計に乗るだけでアプリに記録されるから続けやすいですよね。

 

急激なダイエットはNG。無理せずに続けていこう

ダイエットというと、すぐに痩せたい!という気持ちから短期間での成果を求めがちですが、リバウンドしないためには月に1~2kgの減量が理想的と言われています。これは健康な人の場合で、うつ病の人はより注意が必要。無理な食事制限はうつ病を悪化させる可能性がありますし、運動を頑張りすぎて寝込んでしまった…というのでは困ります。

 

ダイエットは痩せてしまえば終わりというのではなく、そのあともバランスの良い食事と適度な運動を続けなければ体重を維持できずまた太りだしてしまいます。無理をせずに、長い目で生活習慣を変えていくことがうつ病ダイエットが成功する秘訣ともいえます

 

わたしの場合は、1年半かけて8kg減量しました。これは、1ヶ月で言うと-500gにも満たないペースですね。だから、毎日体重計に乗っては「今日も減らなかった…300g増えた…100gしか減ってない…」と悩むのはあまり意味がありません。

 

必要なカロリー収支に気を付けていれば、急激に痩せることはできなくてもそれ以上太らないようにしたり、少しずつ痩せる生活習慣が身についていきます。「ダイエットをしたい」と考えているうつ病の方は、少しずつを意識して無理せず始めていきましょう。

 

 

 

この記事が気に入ったらフォローしよう!

こちらの記事も人気!