病院でうつ病と診断されたら家族や職場の人への説明が必要になります。医師に休職を勧められたのなら、今後のことを上司と相談する必要もでてきますよね。ただ、うつ病の症状が酷いと上手く説明できるかが不安なところ。今回は、実際に私がうつ病の症状を伝えるときに取った方法をご紹介したいと思います。

うつ病の人は症状をうまく説明できない可能性がある

医師にも症状をうまく伝えられないということを知ろう

自分の症状くらいちゃんと説明できるだろうと思っていても、うつ病の症状が酷いと、自分が思っている以上に考えがまとまらず、説明ができないということがあります。

これは、友人や家族に限らず、私の場合は医師にすらうまく話すことができませんでした。初診の時は終始泣きながらだったので、自分の症状の半分も伝えられず帰宅してから酷く落ち込んだ記憶があります。

その時の経験はこちら👇

 

うつママ

その場に行けば上手く話せるだろうと思ってたんだけど、いざ話そうとすると考えがまとまらなくて言葉になりませんでした。

それでも、医師は私の症状を理解してくれました。というか、そもそも話している内容が支離滅裂で、泣いてばかりいる私をみて「こりゃうつ病だな」と判断したのかもしれませんが…。

 

家族や職場の人は「うつ病」のプロではない

これは、うつ病の患者を何人も診てきた先生だからできたことであり、相手が「うつ病」について知識のない家族や会社の人となると話は違ってきます。

そもそも、私自身もうつ病だと診断されるまでは「うつ病」がどんな病気か詳しく知っているわけではなかったので、そもそも自分自身もよく分かっていない状態での説明ということになります。

 

伝え方が悪ければ誤解を招くこともありますし、その場で思ったように言葉が出ず、焦って余計に伝わらない可能性もあります。

「うつ病」と診断されたばかりのときは自分も「うつ病」の初心者です。

「うつ病」の初心者が、「うつ病」の初心者に「うつ病」の症状を伝える

とても難しい課題ですね。

 

実際、夫には何も考えずに説明したため、最初はほとんど理解されていなかったと思います。もともと優しい人なので、「辛いなら休めばいいよ」とは言ってくれましたが、どんな症状でどんな風に辛いのか、何ができないのかといったことは段々と理解していった感じです。

家族は一緒に生活するなかで理解していってくれればいいですが、相手が会社となるとそうも言っていられません。

夫への説明もうまくできなかったため、会社に報告するときには少し工夫をしてみることにしました。

 

一人でゆっくりと時間が取れるときに事前の準備を

ただでさえ思考能力が低下しているうつの状態で、面と向かって自分の状況を説明するというのはとても難しいことです。一人でゆっくりと時間が取れるときに、相手に伝えたいことをまとめておきましょう

私は次のことを文書にして、上司に読んでもらいました。

  • 診断結果
  • 現在の症状
  • 日常生活への影響
  • 今後どうしたいか(医師からの休職の勧めも含めた内容)

 

実際に書いたものはもう少し細かく書いていましたが、サンプルの画像を掲載します。

pic_exam01

 

私は手書きでしたが、パソコンで文書を作成して印刷するほうが、データとして残るのでそちらの方がいいかもしれません。

 

一度まとめてしまえば説明の手間が省ける

文書にまとめることで説明時にうまく伝えられるだけでなく、何度も説明する手間を省けるというメリットもあります

会社によって違うとは思いますが、私が書いた先ほどの文書は次の立場の人たちが順々に読んだようです。つまり、それだけの人に説明が必要だったということになります。

  • 直属の上司(マネージャー)
  • 部長
  • 人事総務の担当者
  • 産業医

口頭での説明では、相手が一言一句を正確に覚えてくれない限り、伝言ゲームになってしまいます。もしくは、すべて自分で説明することになりますね。

そう考えると、文書にすることでその手間が省けるということになります。自分だけのためでなく、相手が対応をしやすくすることで休職までの流れがスムーズにできるということです。

 

理解されにくいからこそ伝える工夫を

まだまだ「うつ病」は理解されにくい病気です。だからこそ、伝え方で失敗はしたくないですよね。家族や職場の理解があれば、それだけで強い心の支えになります。

「うまく説明できるかな?」という余計なストレスを自分にかけないためにも、あらかじめ伝えたいことは文書にしておきましょう。

 

ただ、今回ご紹介した方法を使ったとしても、「うつ病」への理解を得られない場合もあります。制度として休職はさせてもらえたとしても、嫌なことを言ってくる人がいるかもしれません。

 

もしそうなったとしても、あなたが悪いわけではありません。

相手が悪いわけでもありません。

 

「まあ、そんなもんか」と考えて、自分の心を休めることを考えましょう。自分の悪いところ、相手の悪いところを追及するのはとても心のエネルギーを使ってしまうことです。

 

これは、医師の言葉の受け売りですが…

原因を考えることは、症状が回復してきたときにすればいいのです。まずは休みましょう。

今は、考える心のエネルギーが足りないときです。「まあ、いっか」とつぶやいて、いったん頭の中から追い出してしまいましょう。

 

 

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