自宅でずっと一緒だった我が子が保育園や幼稚園に通いだすとなると、ママも最初は不安でいっぱいですよね。ケロッとした顔で通ってくれればいいですが、登園時に大泣きされると「かわいそう…まだ離れるのは早かったのかな?」なんて自分を追い詰めてしまいがち。1日ならまだしも、毎朝泣かれるとこたえます。そんな悩みを抱えるママに、気を付けてほしいポイントや、うちの子の登園泣きがどれくらい続いたのかをご紹介します。

  1. 登園時に泣く子は保育園に限らず幼稚園の年少さん、年中さんでも結構いる
  2. 行きたがらないからと言って怒る・不安そうな顔を見せるのはNG
  3. たいていの場合は登園してしまえばケロッとしてる(連れていくまでの大変さは別問題)

保育園や幼稚園の登園時に泣く子は結構いる

うちの息子は保育園から幼稚園に転園したとき、親の想像以上に登園を嫌がりました。それまで保育園に通っていたので集団生活には慣れているはずと思っていたのですが、子ども心はそんなに単純ではないようです

 

そもそも幼稚園に転園する前に、幼稚園に出向き説明を受けたり、園の先生と子どもが話をしたりといったことがあるのですが、もうその時点で床にひっくり返って大泣きするほど…。

 

まだうつ病の症状が酷い時期だったため、

うつママ

私がうつ病だから、愛情が足りなくてこんなに泣いているのかな…

などと自分を責めたものです。

 

入園してからもしばらく同じような状況は続いたので、私もかなり悩みました。周りの子はすでに幼稚園に馴染んでいて、朝は笑顔で登園していくため、その子たちと比べては落ち込んでいたんですよね。

 

でも長期休暇を挟んで久しぶりの登園というとき、息子を幼稚園に連れて行ったらいつもは笑顔で登園している子が「行きたくない!」といって大泣きしていたのです。それを見て、「あ、うちの子だけじゃないんだ」と心底安心した記憶があります。

 

よくよく見てみると登園時に泣きながら歩いてくる子、幼稚園の入り口でママから離れない子、道の途中で座り込んで動こうとしない子などなど、登園をしたがらない子はよくいます。幼稚園に通う3歳、4歳、5歳の子どもですらそうなのですから、もっと小さいうちから保育園に預ける場合もしかりです。

 

だから、子どもが登園したがらないからと言って自分のことを責めないでくださいね。

 

登園拒否を克服する5つのポイント

まずは体調を確認しよう

子どもが大泣きをして登園を嫌がるとき、その理由は大きく

  1. 心の問題
  2. 体調の問題

に分けられます。いつも登園を嫌がるお子さんだと、「またいつものことか…」と思ってしまいがちですが、実は体調が悪くて泣いている・登園したがらないというときもあります。

 

うつママ

うちの子もよく行きたくないと言い出すので、いつものことだと思って連れて行ったら発熱で園から連絡をもらったことが…

 

子どもは自分の体調を詳しく説明できないことがあるので、ただ行きたくないのか、それともどこか調子が悪いのかはまず確認しておきましょう。

  • 熱はないか?
  • 食欲はあるか?
  • 咳をしていないか?
  • 鼻水が出ていないか?
  • 腹痛や吐き気を訴えていないか?

上記のことを確認してみて、体調が悪いわけでなければ、登園する方向で子どもを促します。

 

行きたがらないことを怒らない・ママが不安な顔をしない

登園時間ギリギリになって行きたくないと言われたり、道の途中でひっくり返ってイヤイヤを始めたりすると、ママもちょっとイライラしてしまいますよね。

だからと言って、「行かないとだめでしょ!」などと怒らないようにしてください。怒ったところで状況は好転しませんし、むしろ怒られたことで子どもは余計に大泣きを始めます(経験済み)。

さらに、登園中に怒られるとその嫌な記憶が幼稚園や保育園と結びつけられてしまうので、次の日からも行きたがらない原因になってしまうんですよね。

 

イライラはしないけれど「大丈夫かな?」と不安になってしまうママも、不安は顔に出さないでください。これも怒るのと同様、子どもに伝わりますので状況が悪化してしまいます(これも経験済み)。

 

とにかく連れていく

体調が悪くないのに、

  • 行きたがらず着替えもしない
  • 家から出ようとしない
  • 登園途中で引き返そうとする

となると、「もう諦めて休ませたほうがいいかな?」という気分になりますよね。

でも、大体の場合は幼稚園や保育園に行ってしまえばケロッと過ごしているのだそう。登園時に大泣きしてたのに、帰宅するときは「お友達と遊びたいから帰らない」とか言う始末です。保育士さんからも「教室に行ったらすぐに泣き止んで遊んでましたよ~」なんて言われることもしょっちゅう(これはこれで母は寂しいですが)。

特に

  • 入園したて
  • 連休や長期休暇明け

はどうしても行きたがらない傾向にあるので、ここで休ませてしまうといつまでたっても登園しなくなってしまいます。大人も新しい環境に入っていくのは疲れますよね。それは子どもも同じです。やはり、慣れている家にいたい、ママの近くにいたいという気持ちが上回ります。

うつママ

子どもも環境の変化はストレスなんだよね。でも、いつまでたっても登園しないと、お友達との関係も築けないし、余計に輪のなかに入りにくくなるから、最初は心を鬼にして連れていくのが肝心な気がする(ママ友も同じことを言ってました)。

 

入園してしばらく経ってから登園拒否になった場合は、誰かにいじめられるから行きたくない苦手なことがあって行きたくない、というストレスによる可能性もありますが、そういった様子がない場合や入園したて、休み明けは「とにかく連れていく」のが大事。

 

それでも行きたがらない日が続くようであれば、幼稚園・保育園の先生と相談したり、子どもに話を聞くなりして対策を練りましょう。※ただし子どもが話したがらないのに無理に聞き出すのはNGです。

 

保育園や幼稚園に着いたら可愛そうでもすぐに離れる

保育園や幼稚園までたどり着いても、そこで大泣きされたり、抱きつかれたりするとママも心配になって、「もう少し一緒にいてあげたほうがいいのではないか?」という気分になりますが、これはNGです。

 

保育園時代から何度も保育士さんに注意されているのですが、ママが見えている限り子どもは泣き続けるので、後ろ髪をひかれるかもしれませんが、さっと離れてあげるのが一番。

 

言葉でさっと離れると書いてしまうと簡単そうな表現になってしまうのですが、大号泣してママの服や髪の毛をつかんで離さないという場合も心を鬼にして引き離すということです(うちの子がそうでしたが、こういう時の子どもの力は恐ろしいほど強いです)。

 

うつママ

「じゃあ10秒だけ抱っこしたらバイバイしようね」と言ってギューっとしてあげるという方法をとったこともありますが、なおさら名残惜しくなるようで、10数えた後も「い゛~や゛~!」と泣き叫ばれました。

 

帰宅したら思いっきり甘えさせえてあげる

朝、心を鬼にして送り出したら、帰宅後は思いっきり甘えさせてあげてください。そして、自分から登園したがるようになるまでは園でのことを帰宅後に聞くのは避けましょう

子どもの心境、負担を考えると

  • 登園時:行きたくないので思いっきり拒否(泣く、暴れる)で体力消耗
  • 園での生活:集団生活によるストレス・不安・緊張
  • 帰宅時:やっと帰宅できて力が抜ける、ホッとしたい

といった感じです。

大人も、新しい職場や新しい土地での生活をする場合、気を張って生活しますよね。自分のテリトリーに戻ったら、自分の好きなことをしたり、落ち着くことをしたりして一息つくはず。そんなときに「どうだった?」と聞かれて、思い出すとちょっと心が疲れてしまいます。

 

これは幼稚園や保育園に通う子どもも一緒なので、自分から楽しめるようになるまではそっとしておいてあげましょ。帰宅後は、次の日に向けて消耗した心と体力を回復させるためにも、お子さんに寄り添って触れ合う時間を作るといいですね。

 

酷い場合は1日だけお休みしてみよう

これだけ対策しても、子どもの登園拒否に即効性のあるものはほとんどないと思っています。実際、これらのことを実践してもうちの息子は2週間くらい登園を拒否し続けました。毎朝、起きた瞬間から「行きたくない!」と言い、着替えも拒否し、泣きわめき、道の途中で座り込み、園の入り口で「家に帰る~!幼稚園なんか壊れてしまえ~!こんなとこに置いていくな~!」と大絶叫していました(先生たち苦笑い)。

しかし、2週間を過ぎたあたりから、だんだんとその拒否具合が和らぎ始めたんですよね。だからどんなに拒否していても、最初のうちは登園させる努力が必要ということ。

 

ただ、あまりにも行きたがらない日が続くようであれば、思い切って1日だけお休みしてみるのも一つの手です。我が家も、登園を始めて2週間目の中頃に、あまりに嫌がるので「今日だけお休みしてママとゆっくりしようか?明日はちゃんと行くんだよ。」と言ってお休みしたことがあります。

 

毎日泣きわめき、暴れるのは子どもも消耗しますし、ママのほうも余裕がなくなってきます。いったんお休みして気持ちをリセットするというのも方法の一つです。

うつママ

これは幼稚園だからできたことかな…保育園時代は病気以外で仕事を休む余裕が無かったから、無理やり連れて行ってたよね。

そもそも保育園は入園して1年目は風邪やら感染症やらで有給なくなるくらいだもんね。

うつママ

2週間以上、登園拒否が続くなら幼稚園や保育園の先生に相談しましょう。実は他の子も同じような状況かもしれないし、これまでたくさんの子どもを見てきたエキスパートだからこそのアドバイスがもらえます。

 

実際に私が見てきた登園泣きの子どもたち

うちの息子は保育園も幼稚園も最初は大泣き

すでにご紹介したとおり、うちの息子はナイーブなので環境の変化にかなり弱いです。保育園に0歳から預けるというのは、ある程度泣くことは予想できますが、環境に慣れたからと言って登園拒否が無くなるかといったらそんな簡単なものではなく、いろんなタイミングで行きたがらない時があります。

登園拒否の原因になりがちなこと
  1. 2歳のイヤイヤ期
  2. 3歳ころ自我が出てきたとき
  3. 転園したとき
  4. 長期の休みがあったとき
  5. クラス替えがあったとき
  6. 何かがうまくできない(着替えやお遊戯会の練習、制作など)
  7. そもそも理由がよく分からない

⑦の理由が分からないというのは回答になっていないのですが、現実的にこれが一番多いです。①~⑤は後になってから「これが原因だったのかな?」と親が考えているだけで、実際のところ子どもが何を感じて、なんで嫌がっているのかなんていうのは永遠に謎です。

 

たまに、「○○君が意地悪したから行きたくない!」とか「昨日怒られたから行きたくない!」「美術が嫌だ!」とかはっきり理由を言うときもありますが、何が原因か言わないことが多いので私もよく分かっていません。ですので、理由が分からなくてもそんなもんかなと思っていいと思います。

 

年少だけでなく年中さんでも泣く

幼稚園への通い始めで、お子さんの登園拒否に悩んでいるママへ。年中さんでも行きたがらずに泣く子は結構います。年少さんのうちはもっと泣きます。

ただ、ある程度幼稚園の環境に慣れて、先生と仲良くなれば「先生にお手紙(お花、折り紙)をあげよう」作戦で幼稚園に誘導したり、仲のいいお友達ができたら「その子の登園時間に合わせて一緒に行かせる」作戦ができるようになるので、少しずつ、お子さんにとっての幼稚園に行く楽しみを一緒に探してみてください

 

一度収まっても休み明けは泣く可能性大

大人も連休明けは仕事に行くのが憂鬱です。子どもも楽しかった家族との時間が名残惜しくて登園する気分になれないときもあるんですよね。

あとは、連休で遊び過ぎて疲れているから行きたくないというときもあるので、遠くに出かけるときなどは次の日に疲れを残さない工夫も大事です。

とはいっても、そんなことを毎回気にしていても親が疲れるので、連休明けは泣くと割り切ったほうが楽かもしれません

 

泣かない子は全く泣かない

私が子どもの登園拒否で思い詰めてしまった理由の一つがこれです。とにかく、泣かない子は最初から全く泣きません。だからこそ、自分の子が泣いてばかりだと心配になるのですが、これは子どもの感じ方や性格の違いなので、どうしようもないですね。

 

ただ、繰り返し言いますが泣かない子は本当に泣きません。だから、あまり周囲の子と比べて落ち込まないようにしましょう。

 

保育園に預けることに罪悪感を感じる必要はない

これは保育園にお子さんを預けているママに向けて。すでにお察しの通り、幼稚園児でも登園拒否をします。保育園に小さいうちから預けていると、言葉を話し出す時期に「ほいくえん、いきたくない!ママといるの!」などと自分の気持ちを言葉にしだすので、ママも心が締め付けられるような思いになることがありますよね。

 

私が仕事をしているから、子どもに寂しい思いをさせているんじゃないか?

 

と思わずにはいられませんが、それは保育園だからではありません。うちの息子は保育園時代はもちろん、幼稚園に転園してからも同じことを言っています

子どもとずっと一緒にいることだけが子どものためとは限りません。

ずっと子どもとだけ一緒にいることでママの余裕がなくなって、一緒にいる時間が長いにも関わらず楽しく過ごせないということもあります。

 

だから「登園拒否=自分が仕事をしているせい」という罪悪感は捨てましょう。

 

 とりあえず登園させれば何とかなる

子どもは何も分かっていないようで、大人が考える以上にいろいろと感じ取っているもの。行きたくない理由は子どもによって違いますが、朝起きたときに何となく「今日行きたくないな…」みたいなときが大半だと思っています。

大人も仕事に行くときってそんな感じですよね。行ってしまえばサクサク仕事ができるのに、行くまでが億劫。体調に変化が出るほど行くのがストレスというのであれば、幼稚園や保育園と相談しながら対処していく必要がありますが、そうではない場合は「とりあえず行ってみる」のが登園拒否克服のカギです。

 

我が家の場合は、「まずは行くだけ行ってみよう。どうしても無理だったらお迎えに行くから、そのときは先生にこっそりそう言ってね。ママからも先生に言っておくから。」と声掛けしています。が、今まで途中で帰りたいからと幼稚園から連絡が来たことはありません(保育園の場合はこの方法が通用しないかもですが…)。

 

子どもが心配で休ませてあげたほうが良いかもと思ってしまうこともありますが、これも成長の過程です。私たち親は、子どもが一歩踏み出すその手助けをするという気持ちで、寄り添っていきましょう。

 

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