日照時間の短い秋・冬はうつ病を患う人にとっては過ごしにくい季節。太陽の光は幸せホルモン『セロトニン』の源です。そんな季節を越えて春がやってくると、日差しも暖かくなり日が長くなってセロトニンの分泌も促されるようになります。「これでもう少し体調がよくなるはず!」と期待するものの、なんだか調子が悪い…うつ病が悪化した?と思ったのですが、そこには意外な原因がありました。

春のウキウキがウツウツになるのは誰のせい?

私は冬があまり好きではありません。これはうつ病になる前からずっとなので、きっとこの先も変わらないでしょう。とにかく寒いのは嫌いだし、冬のもこもこした服は肩こりになりやすくて嫌だし、思いっきり窓を開け放すことができないのも嫌、日照時間が短くてすぐ暗くなるのも嫌です。私の冬嫌いは根深く、生まれも育ちも東北ですが、寒さが嫌で上京してきました。

かねてから冬嫌いの私ですがうつ病になってからは尚更です。冬季うつ病』という病気があるように、日照時間の少ない秋・冬はうつ病の症状が出やすい時期です。

だからこそ、私は春がくるのが待ち遠しくてたまりません。春は不思議と何か新しいことが始まるようなウキウキ感があるのも楽しみな理由です。

なのに…なぜかここ数年、春の気配を感じるとともに、私の体調は悪くなることが多くて一時期はうつ病が悪化したのかと思っていました

うつママ

なんだか、すごくだるい…眠気がすごい…頭痛い…うつ病が悪化したかな?

と春のウキウキが一変、ウツウツしてる私に夫が一言。

昔から「春眠暁を覚えず」って言うじゃない?ぼくも春は眠くなるよ。

うつママ

そうか!もしかしたらうつ病が悪化したんじゃなくて、季節の変化によるものなのかも。

と、夫の一言が「これはうつ病のせいだ」という決めつけから抜け出すきっかけに。実際、調べてみるとうつ病に限らず、春先に不調を訴える人は結構多いことに驚きました。

 

春に体調が悪くなる原因トップ5

ということで春に体調が悪くなる原因を調べてみたのですが、思い当たることや腑に落ちることだらけ。その主な原因は以下のもの。

  1. 寒暖差による自律神経の乱れ
  2. 気圧の谷(低気圧)が多くて自律神経が乱れやすい
  3. 身の回りの変化が多い季節なのでストレスをためやすい
  4. 花粉症などアレルギー症状による不調
  5. 冬の間に運動不足になり体力がない・血液の巡りが悪い状態になっている

なるほど、なるほど。これは全て当てはまる…。

春の不調の原因については、ウェルラボの記事がとても分かりやすかったです↓

春の不調の原因は自律神経にあり!? 春バテしやすい人の傾向と対策 | ウェルラボ

よくよく思い返してみると、高気圧と低気圧が交互にやってくるし、初夏のような暖かさの日もあれば冬に逆戻りのような気温の日もあり体が追い付いていけない…。最近では夏バテだけでなく、春バテって言葉もあるくらいです。

この不調を放置して、春先に頑張りすぎるとGWごろにどっと疲れがでることも。世にいう「五月病」ですね。変化というのは、どんなことでも体や心に少なからず影響を与えるので、小さなことだからと見逃さずにその都度ケアしていくことが大事です。

 

春の体調不良を改善するための対策

寒暖差や気圧の変化に備える

寒暖差気圧の変化だけでなぜそんなに体調が悪くなるのかといったら、そこには自律神経が関係しています。本来、朝~昼は交感神経が優位になり、夜にかけて副交感神経が優位になっていくのですが、気圧が下がると副交感神経が優位になって、活動的に過ごしたい昼間にやる気が起きなかったり、眠くなったりということが起こるようです

寒暖差が激しいというのも、体がいつも以上にエネルギーを消費して疲れやすくなるんだとか。

寒暖差や気圧が原因ってことは、どうしようもないんじゃない?気温や気圧は変えられないでしょ?

うつママ

確かに…でも、寒くなるって分かっていれば防寒はできるし、低気圧になるって分かってたら、なんとなく心の準備はできるよね。

確かにそうかも。原因が分からないとそれだけで不安になるもんね。

毎日の気温はテレビのニュースで簡単にチェックできますが、基本的に低気圧かどうかまでは教えてくれません。天気が悪い日や台風のときに体調が悪くなりやすいという人は、低気圧の影響を受けやすい可能性があるので、専用のアプリでチェックしてみましょう

 

自律神経の乱れを整える

なんか具体的に症状を和らげる方法とかないもんなの?

うつママ

低気圧の影響や、寒暖差の影響で自律神経が乱れるなら、なるべく乱れないように工夫すればいいんじゃないかな?

春に起こる不調の主な原因のうち次の3つには自律神経の乱れが大きく関わっています。

  1. 寒暖差による自律神経の乱れ
  2. 気圧の谷(低気圧)が多くて自律神経が乱れやすい
  3. 身の回りの変化が多い季節なのでストレスをためやすい

自律神経が乱れるといっても、その症状は「ちょっとだるい」「いつもより眠い」「やる気がおきない」「夜よく眠れない」「疲れがとれない」などといった、ちょっとした不調から始まるのでなかなか気づきにくいもの。

ただ、こういった不調が続いている人は自律神経の不調を疑ってみましょう。

 

自律神経を整えるには、

  • 適度な運動
  • 深い呼吸
  • 早寝早起きなど規則正しい生活リズム
  • 3食をしっかり食べる
  • 寝る前のリラックスタイム(入浴、音楽、アロマ、ハーブティー)

などを心掛けるのが良いとされています。

うつママ

わたしも最近、自律神経のバランスを整えるためにハーブティーを飲み始めたんだよね。

朝と夜に飲んでるコレ👇だね。お茶なら手軽に飲めるから取り入れやすくていいね。

 

花粉症を疑ってみる

寒さが嫌いで東京に出てきた私ですが、その弊害で「花粉症」に悩まされるようになってしまいました。地元にいたときは軽症で済んでいたのですが、東京に出てきたころから、鼻水、目のかゆみ、くしゃみなどの症状が酷くなったのです。

うつママ

鼻がずっと詰まっていると、なんだか頭がぼーっとするし、気分がすっきりしないんだよね。

春先はいつも鼻をかんでるし、くしゃみが多いよね。花粉症の薬は飲まないの?

うつママ

花粉症の薬は眠くなるってママ友が言ってたし、あまり飲む薬を増やしたくないんだよね。

最近は眠くならない薬も出てるらしいよ。今度、心療内科に行ったときに相談してみたら?

うつママ

そうなんだ。じゃあ、先生に聞いてみる。

ということで、実際に心療内科の先生に相談したら花粉症の薬も出してくれました。完全に良くなるわけではないのですが、症状が抑えられることでかなり過ごしやすさが違います。

花粉症というと、くしゃみ鼻水目のかゆみが代表的な症状ですが、中には喉の痛み発熱といった風邪のような症状が出る人や、倦怠感が増すという人もいます。

春先に倦怠感が増す人や、風邪でもないのに発熱するという人は花粉症も疑ってみましょう

 

適度に運動をして体力を回復させる

冬の間は寒くて運動不足になりがち。私も夏場は積極的に筋トレをしていましたが、寒くなってからは汗をかいたあとに冷えてしまうのが嫌で、なかなか運動をしなくなってしまいました。

運動不足で体力が低下すると疲れやすくなるのはもちろん、血液の巡りが悪くなり冷えにもつながります。冷えは肩こりや頭痛の原因、寝つきが悪くなる、体がだるいなどの不調を引き起こすので、体を冷やし過ぎないようにするだけでなく、適度に運動して根本から巡りを良くしていくといいですね。

 

うつ病が原因と決めつけず他にも原因を探ってみよう

今回、夫に言われて気づきましたが、うつ病になってからというもの「やる気がおきない」「だるい」などの症状が酷くなると、うつ病が悪化したんじゃないか?と疑う癖がついているようです。

でも、実際は季節の変化だったり、周りの環境の変化だったり、いろんなことが不調の原因になりうるんですよね。みなさんも、症状が悪化したときは「うつ病が悪くなった」と決めつけずに、他にもなにか原因になることがあるのではないかを探ってみましょう。

 

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