一時期かなり話題になったグリーンスムージー。美容に健康にといいことづくめのように見えますが、うつ病の人が飲む場合は少し注意が必要です。そのメリットとデメリットをしっかりと理解して、食事だけでは足りない栄養を補っていきましょう。

グリーンスムージーのメリット・デメリット

コップ1杯でたくさんの栄養やミネラル、酵素が摂取できる

有名な芸能人やモデルも実践している健康法、美容法として話題になったグリーンスムージー。生の野菜や果物に水を加えてミキサーで混ぜた飲み物です。

そのメリットは、

生野菜、果物から摂取できる健康や美容にいい栄養素やミネラル、酵素、食物繊維といったものを、コップ一杯で手軽に摂取することができる

という点です。

本来、そのままで食べようと思ったら、山盛りになってしまう量の野菜や果物をコップ一杯で摂取できるというのは、とても手軽で、うつ病の人にはぴったりに思えます。

私もそう思って一時期試したことがあるのですが、体調がよくなるどころか少し悪くなってしまったので、なぜなのかを調べてみました。

 

うつ病の人はグリーンスムージーだけの生活はNG

効果的に栄養を補給できそうなグリーンスムージーですが、3食すべてをスムージーにするといった極端な飲み方をするとうつ病の症状を悪化させてしまう可能性があるので注意しましょう

その原因は次の3つ。

  1. 咀嚼回数が減ってしまう
  2. 体が冷えてしまう
  3. 胃腸の動きが鈍くなる

 

1.意外と大事な「噛むこと」の意味

何かを食べるとき、まず私たちは口の中で「噛む」ことをします。「噛む」とどうなるか?

まず唾液が分泌されます。

この唾液に含まれる消化酵素には胃と腸での消化をサポートする役目があります。唾液のおかげで栄養素がきちんと分解され、その吸収ができるというわけですね。「噛むこと」が少ないと、栄養の吸収があまり期待できない可能性があるので、せっかくたくさんの栄養を取っても体内に取り入れることができなくなります。

 

また、噛むという行為により脳内にセロトニンが分泌されるということが分かっています。セロトニンは「満腹感」を感じさせたり、食欲を調節してくれ大事なホルモン。

気持ちを落ち着かせる効果もあるので、これが減ると精神的に不安定になったりします。うつ病の人にとっては少しでも分泌を増やしたいところですが、咀嚼がセロトニンの分泌に影響しているとは知りませんでした。

うつママ

つまり、噛まずに一気に飲めてしまうグリーンスムージーは、栄養の吸収が通常の食事より悪くなってしまう、食欲の調節がうまくいかなくなる、精神的に不安定になるかもしれないという可能性が隠されてるってことなんだね。

 

2.グリーンスムージーで体が冷える

グリーンスムージーの魅力は酵素を摂取できることですが、この酵素は加熱すると壊れてしまいます。つまり、グリーンスムージーは必然的に冷たい飲み物ということになります。

冷たい飲み物で体を冷やしてしまうと、血行が悪くなり、便秘やむくみ、下痢、肩こり、頭痛などといった体の不調を招いてしまいます。

 

3.一気に栄養が取れるため胃腸が動かない

「かさ」のある野菜や果物を摂取すると、胃腸はそれを移動させながら吸収するため活発に動き出します(ぜん動運動というものです)。

しかし、グリーンスムージーは本来時間をかけて食べるものを、最初から液状にしているうえに、コップ一杯の量なので、時間をかけずに摂取できてしまいます。つまり、胃腸を動かす時間が少なくなるということですね。

運動しなかったら体がなまるのと一緒で、胃腸も動く機会が減ると機能が低下してしまいます。

 

うつ病中でも効果的にグリーンスムージーを飲む方法

飲み方さえ注意すれば栄養補給にぴったり

これらのデメリットは極端にグリーンスムージーに頼り過ぎた生活をしなければいいだけの話です。ダイエット目的で3食すべてスムージー、手っ取り早く栄養を摂りたいからスムージーばかりというのは避けましょう

 

うつ病の場合、朝はなかなか活動的になれず朝ごはんを準備するのが大変という人は多いものです。

そうなると朝食はパン1枚だけ、菓子パンだけという生活が続き、どうしても栄養バランスが気になるので、グリーンスムージーをプラスするというのは、栄養面でみてもおすすめです。

ただ、先ほどご紹介したデメリットもしっかりと理解し、飲み方にも注意をしましょう。

 

デメリットを理解して効果のある飲み方を

飲むときは時間をかけて、食事を食べるつもりで

ご飯を食べるときのように、口に含んで軽く咀嚼しゆっくりと飲みましょう。まず口に含んで軽く咀嚼することで、唾液と混ざり胃腸の消化を助けますし、口の中で温められるので、一気に飲むよりも体を冷やす可能性は低くなります。

 

キンキンに冷やさずなるべく常温で!飲むのは朝がおすすめ

夏場は冷たいほうがおいしく感じるかもしれませんが冷房などで意外と体は冷えやすいもの。常温を心掛けて飲みましょう。

また、体が冷え切った状態での就寝はおすすめできないので、飲むなら朝。血行が悪くなってしまうとリラックスできずに眠りの質が悪くなる可能性があります。

 

グリーンスムージーに頼りすぎない

手軽に栄養を摂りたいからといって、3食すべてをグリーンスムージーにすることは避けましょう。デメリットに挙げたとおり、人間には「噛むこと」、「かさ」のあるものを食べることが必要なことです

あまりグリーンスムージーを飲みたい気分じゃないな…というときはその気分にしたがって、ちゃんとした食事を摂りましょう。グリーンスムージーは「絶対飲まなくてはいけないもの」ではなく、あくまで「健康を補助するもの」ということを忘れないのが大切です。

 

不調が現れたら、飲む回数を減らしてみる

実はデメリットに挙げた理由以外にも、飲み初めには「好転反応」というものがあり、眠気、頭痛、吐き気、肌荒れ、便秘、下痢などの不調が現れる人もいます

 

この「好転反応」はグリーンスムージーの抗酸化物質が、体にたまった汚れを排出しだすために起こるもので、2~3週間すると治まるといわれています。ただ、「好転反応」なのか、本当に体が不調なのかは判断が難しいところ…

 

まずは3日に1回にする、飲む量を減らしてみるなど、回数を減らして2~3週間様子を見てみましょう。

2~3週間しても回復しないようであれば、いったん飲むのをやめて「体を温めること」や「よく噛んでゆっくり食事をとる」という他の生活習慣の見直しをしたほうが健康になれる近道かもしれません。

 

手軽に始められる粉末タイプのスムージー

ここまで読んでみて、「なんだか注意することも多いし、ハードル高いな…」、「結局は体質に合わなかったら、グリーンスムージー用のミキサーも無駄になるんじゃ…」と思う方もいるのではないでしょうか?

そんな人におすすめなのが「Natural Healthy Standardのミネラル酵素グリーンスムージー」という粉末タイプのグリーンスムージー。最初はお試し感覚で始めましたが、粉末の手軽さでグリーンスムージーを飲める、豊富な野菜や果物が入っている、新しい道具を買う必要がないから合わなかったらいつでも止められるという利点もあり、ずっとこの商品を利用しています。

マンゴー味のおいしい青汁といった感覚ですね。

私はマンゴー味がお気に入りですが、他にもはちみつレモン味やアサイーバナナ味、豆乳抹茶味なんかもあります。

うつ病中で野菜不足が気になるという人は、朝の食事にプラスするだけで野菜や果物の栄養、ミネラル、酵素が手軽に摂取できてしまうので、ぜひ試してみてください。青汁は苦手という人でも飲みやすい甘い飲み口でおすすめです。

 

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