2015年の夏ドラマ『37.5℃の涙』。録画していたものを観て涙が出てきました。息子を保育園に預け始めた時、毎週のように熱をだしたり、鼻水が酷くて中耳炎になったり…「子ども」と「仕事」どちらが大事なのか?と聞かれれば、それはもちろん子どもと答えます。でも、働いている以上、休みや早退が重なれば、仕事もたまるし、周囲の人やお客さんにも迷惑が及ぶので「なんでまた熱がでるの…」と、そんな思いが頭をよぎります。

子どもを保育園に預けるボーダーライン『37.5℃』

お子さんを保育園に預けている方なら、このドラマのタイトルだけで何となく内容の想像がつくかもしれません。

保育園は熱が37.5℃以上になると預かってはもらえないのです。この37.5℃というのが微妙なところで、お迎えに行ったはいいけど、家に連れて帰ると機嫌は良いし熱も下がって36℃台なんてこともあります

子どもが元気ということはとても喜ばしいことのはずなのに、会社の人に頭を下げて帰ってきたり、大事な会議をすっぽかした日には、「いっそのこと、思いっきり熱が高ければ諦めも付くのに…」と、ドラマの第一話で出てきたママのセリフのように考えてしまうことも。

保育園への預け始めは病気のオンパレード

待機児童が多い地区だと0歳児でも激戦ですが、1歳になってからだと保育園に入るのはほとんど不可能とさえ言われます。

我が家も保育園激戦区のため、子どもが0歳のうちに保育園に預けて会社に復帰し、保育園生活をスタートしました。それでも、認可保育園には入れず認証保育園でしたが、認証に入れただけありがたいものです。

 

予防接種もしっかり受けさせ、保育園に入るまでは熱を出したことがなかったのに、入園後1年間は本当によく熱は出すし、いつも鼻水を垂らしているし、『おたふく』や『インフルエンザ』は予防接種していてもかかるしで、しょっちゅう会社を休んでいました。

私も主人も有給休暇と子どもの看護休暇を使い果たし、休日出勤や残業で何とか仕事を乗り切りましたが、それも周囲の人の理解と協力があってこそのことです。

 

家族共倒れの危機も数回

何といっても、子どもの病気を親がもらってしまうことが多くて、

  1. 子ども発熱(2日休む)。子どもにつきっきりでパパ&ママ寝不足
  2. 夜泣きや授乳に加え、子どもの看病で体力がなくなっているためパパとママも発熱

とか、

  1. 子どもオタフクにかかる
  2. なぜかかかったことがあるというパパがオタフクにかかる。パパ1週間のお休み。ママは子どもとパパの看病。

なんて感じで、今思い出すとよく頑張ったな~と昔の自分と夫を褒めてあげたいくらい大変でした。

 

きっとどの家庭でも、預け始めは経験するであろう病気のオンパレード。通い始めは免疫がないため仕方のないことですが、

  • 大事な会議やお客さんとの約束がありどうしても休めない
  • 近くに頼れる人がいない
  • シングルマザー、シングルファザーで会社を休んでばかりはいられない

など、病児保育を利用しないと仕事と育児の両立が難しいときも多くあります。そういった働くパパやママの葛藤を描いているのが『37.5℃の涙』というドラマ。

漫画が原作の作品です。

 

 

働くママが仕事を辞めることを考えるとき

どんなにパパが育児に協力的な場合でも、子どもの病気で男性が何度も会社を休むと、かなり肩身の狭い思いをします。男性が育児休暇を取るのも難しいですしね。そうなると必然的に子どもが病気の時はママが早退、お休みをもらうということが多くなりがちです。

前述のとおり、保育園に預け始めると病気のオンパレードで働くママは心身共にボロボロ。いつもは気にしない一言がグサリと刺さったり、自分の都合ばかり考えている自分が嫌になったり、言われてもいないのに周囲の目を気にして被害妄想に走ってしまったり…

うつママ

仕事辞めた方がいいかな…

と弱気になることが何度もありました。

子どものことより仕事の心配をしている自分に愕然

子どもの熱のピークが過ぎて、朝方やっと36℃台になり

うつママ

また上がるかな?仕事もあるし保育園にとりあえず預けて、熱が上がったらお迎えに行けばいいか…午前中だけでも仕事行かないと、明日お客さんのとこに行く準備ができてないし…

そんなことを考えている自分に嫌気がさしました。頭ではあと1日一緒にいて、ゆっくり休ませてあげればいいことは分かっているんです。でも、それができない。

 

ーー私は母親失格なのではないか?

ーー子どもの具合が悪い時に一緒にいてあげられないなら、いっそのこと仕事なんて辞めてしまったほうがいいんじゃないか?

 

そのまま保育園に預けたことも、迷惑がかかると分かっていて仕事を休んだこともあります。

罪悪感が少ないのは後者でした。熱が上がるかもしれない子どもを預けて働くときは、いつも胸の真ん中にしこりがあるような、嫌な気分が消えません。

だからこそ、ドラマ『37.5℃の涙』を見ているとものすごく胸が締め付けられる思いがしてなりません。

 

「子ども熱あるんでしょ?早く帰ったらいいんじゃない?」

インフルエンザなどで保育園をお休みしないといけないとき、我が家では夫と私で交互に休んでいました。そうなると、夫に子どもをお願いしている日に

同僚

子ども熱あるんじゃないの?早く帰ったほうがいいんじゃない?

と声をかけられるときがあります。

その言葉が、私には「早く帰ってやれよ。子どもが熱あるっていうのによく平気で仕事してるよな。」と言われているように感じられてしょうがありません。特に男性社員に言われるとそう感じる傾向が高いようです。

きっと、私の心の中に「子どもが熱を出しているのに何をやっているんだ…」という後ろめたさがあり、きっと周囲の人(特に男性社員)からそう思われているかも…と疑心暗鬼に陥っていたんですよね。

 

さいごに

ドラマを観ていて、グサリとささった言葉があります。

「子どもより大事な仕事があるんですか?」

グサリと刺さったと同時に、このドラマの主人公に嫌悪感を抱いてしまった自分がいます。それは働くママが日々葛藤していることで、簡単に答えが出せたら悩むことなんてないだろうと思うからです。

子育てをしたことがない人にそんなこと言われてもと思ってしまいました。単に、自分が否定されたようで嫌だっただけかもしれません。

少し嫌な気分になるシーンもありましたが、「働くこと」と「子どものこと」を考えるのに良い内容のドラマだと思うので、きっと第二話も観てしまうと思います。

 

ドラマ『37.5℃の涙』は

で見ることができます。

 

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