うつ病になってからというもの、「育児に家事に仕事にと完璧を求める自分をどうにかしたい!」そんな風に思いながらも、少しでもだらしないことをすると、こんな私でいいのか?となんだか自己嫌悪に陥る日々でした。そんなとき、私の自己嫌悪を和らげてくれる漫画があったので、もし同じようにだらしない自分が嫌だと思ってしまうママがいたら、ぜひ参考にしてください。

『のだめカンタービレ』の作者が描く実録ダメママ日記

『おにぎり通信~ダメママ日記~』とは?

アニメ化、ドラマ化、映画化までされた『のだめカンタービレ』の作者である二ノ宮知子さんが、自らの育児についてを描いているエッセイ漫画です。副題にある通り、自他ともに認めるダメママである作者が、日々どのように生活しているかがコミカルに描かれます。まるで『のだめカンタービレ』の千秋とのだめのような夫婦の掛け合いは、とても心和ませるものがあります。

旦那が主夫でイクメンな家庭

作者の家庭は、作者が漫画を描いて生計をたて、旦那さんが主夫として家庭を切り盛りするというご家庭。現代のなかでは少数派の主夫と家計を支える女性という組み合わせですが、なによりも作者が育児や家事を旦那に頼り切っている様子は、まさに旦那が働き、女性が主婦として家庭を切り盛りする家庭のそれと似たものを感じます。作者もたまに素敵なママを目指して、育児をしっかりやろうとするのですが、途中で挫折してしまい旦那につっこまれるというお決まりの流れにいつも笑わせてもらっています。

 

私も見習ってます

印象的なシーンは、作者が家族で買い物に出かけたときのこと。作者が「子どもは見ているから自分の好きなもの見ておいでよ」と子守りを引き受けるのですが、途中で「パパがいい~!」と子どもが泣き出す始末。きっとうつ病のママである私がそんな状況に陥ったら、自分を責めてダメな母親だ…と落ち込んでしまいそうなものなのですが、必死にあやしても無駄なことをさとると「私は子どもには媚びない!」と開き直る姿がとてもすがすがしい。

たしかに作者も「こんなこと言われる母親って…」と思うものの、自分を責めることなく、自分らしくある姿はとても憧れます。私も、作者のように子どもや家庭中心になりすぎることなく、自分の楽しみも大事にできるように見習っています。どうしても完璧にしようとして、落ち込みそうになったら、こういったギャグマンガを読むと、不思議と心が軽くなりますよ。

 

世の中の素敵ママ像がうつ病のママを苦しめる

完璧なママは空想上の生き物

最近は、雑誌やテレビなどで素敵なママが取り上げられることが多いですよね。家事も育児もしっかりやっていて、家の中もキレイだしママ自身もおしゃれに気を配っている姿を見ると、どうしても自分と比較してしまいます。しかし、そんな完璧なママは少数派なのではないでしょうか?私の知っている働くママは、いつもとてもキレイにしていて、洗練された服を着ていますが、やはり私と同じように子育てに悩んでいます。そのママの子もしっかりした良い子に見えて、羨ましいな~なんて感じることがありましたが、実際に話してみると私と同じような悩みを抱えているということが分かりました。

どんなに完璧そうに見えるママでも、人それぞれ悩みを抱えているんですよね。完璧が何なのかというと、その人の理想なのだと思います。私から見て完璧に見えるママは、私の理想に近いママだということ。みんな、自分の理想に近づくために、日々悩みながら努力している。だからこそ、完璧に見えるママと自分を比較しそうになったら、「あ、私はいま理想の自分と今の自分を比較しているんだ」と思うようにしましょう。

 

メディアの素敵ママに惑わされない

女性が抱える理想のママ像がとてもハードルの高いものになりつつあるのは、ひとえにメディアのせいとも言えるのではないでしょうか?ママ向け雑誌を見ても、子育て雑誌を見ても、そこには理想の塊のようなママがうつされています。特に、ママタレと言われる人たちが発信する情報の中には、料理も上手で、子どもとの関わりかたも素敵なママがたくさん。そんなママたちを目にする機会が増えると、どうしても比べてしまいますよね。でも、そのメディアに映された姿はその人の生活の一部を切り取ったものなんです。

もしかしたら、私の生活のいいところだけを切り取ったら、そんなママたちのように見えるのかも?と考えるようにしましょう。うつ病を患っているときに、ママ向けファッション誌や育児雑誌、ママタレのブログなんかは見ないことをおすすめします。

実際、私は症状がよくなるまで、どうしても他のママと自分を比べては悲観してしまう精神状態だったので、なるべく見ないようにしていました。

 

自分らしくあることが真の素敵ママ

たしかに、雑誌に出てくるママたちはとても素敵に見えます。きっとそれは、彼女たちが自分らしく生きていて、イキイキとして見えるからなのではないでしょうか?そういった意味でいうと、今回ご紹介したエッセイ漫画『おにぎり通信~ダメママ日記~』の作者も、自分の好きなことを仕事にしてとてもイキイキしていると思います。

母親だから、家事や育児を優先しなければならない。

そんな考えが多い世の中ですが、それを守っているから素敵なママではないですよね。どんな生き方のママでも自分らしくいられるというのが素敵なママなんだと私は思います。自分らしくあるために多少の迷惑をかけてもいいのが、家族という存在なのではないでしょうか?

 

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